TOP - ブログ - ゼロから事業を作るインターン。FoRで得たマインドの変化と将来の道筋

ゼロから事業を作るインターン。FoRで得たマインドの変化と将来の道筋

今回は、インターン生の鎌田さん・北川さん・新納さんの3人で座談会を開催しました。FoRのインターンは、社員と変わらない裁量権のもと、本気で事業にコミットする点が特徴です。大学生活の貴重な時間をなぜインターンに注ぐことにしたのか、FoRのインターンで得た学びとは何か、3人にたっぷりと語ってもらいました。

(右)新納 愛菜(にいろ・あいな)

2002年生まれ。宮崎県出身。早稲田大学商学部3年。コスメメディアの記事制作や広告運用、ディスプレイ広告を担当。ユーザー視点を意識した動画作成により、動画CTRを3%⇒10%にした実績を持つ。

(中央)北川 美帆(きたがわ・みほ)

2001年生まれ。東京都出身。青山学院大学 国際政治経済学部卒業。持ち前のクリエイティブスキルを活かしてInstagram運用を担当し、半年ほどで1.2万人フォロワー規模のアカウントに成長させた実績を持つ。

(左)鎌田 一輝(かまだ・かずき)

2000年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学商学部3年。美容メディアの広告運用や新規事業の立ち上げなどを担当。売上が0の状態から新規事業の立ち上げ、マネタイズまで成し遂げた実績を持つ。

高い目標の先に待っていた、成功体験

── 今日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いします。

鎌田:慶應義塾大学商学部3年生の鎌田一樹です。大学では計量経済学というゼミに入っています。好きなことは筋トレとランニングで、週末には1日10キロくらい走ることもあります。FoRでは美容医療メディアのマネタイズ部門を担当しています。

新納:早稲田大学商学部3年生の新納愛菜です。私は宮崎県出身なので、東京にある美味しいお店を開拓するのが趣味です。大学ではマーケティングをアカデミックに学ぶゼミに入っていて、FoRでは現在、動画広告のディレクション業務を担当しています。

北川:青山学院大学国際政治経済学部を卒業し(留学のため昨年9月卒業)、4月から新社会人となる北川美帆です。お菓子作りや動画作りなど「作ること」が好きです。現在は社内のクリエイティブ全体のディレクションを担当していて、デザインやワイヤーフレームの作成、会社やメディアの紹介資料作成などを行なっています。

── FoRでインターンを始めた理由を教えてください。

鎌田:僕は将来事業を作れる人間になるという夢があるので、学生時代からビジネス経験を積みたいと思ってインターンを始めました。FoRを選んだのは、代表の高橋さんの事業づくりに対する熱量が突き抜けていたからです。僕も本気でサービスを作りたいという志があったので、社員さんと同様に裁量権があって、社長直下の環境で事業に向き合える環境に身を置きたいと考えました。

新納:私は留学に行く予定だったのに、コロナの影響で諦めざるを得なくなって、大学生活で高いモチベーションを持って取り組めるものを探していました。面接の中で代表の高橋さんが「日本一目指しているから」とおっしゃっていて、どうせやるなら本気で取り組める環境にしようと思い、FoRでインターンすることを決めました。

北川:私も新納さんと似ている理由です。大学生活の一番の目標が留学だったのですが、コロナで目標を失ってしまって。新しく目標にできるものを探して、FoRの面接を受けました。「日本一目指したことある?」という高橋さんの言葉が刺さり、ここなら色々な挑戦ができるかもしれないと思って魅力に感じました。

── 「日本一を目指す」は、かなりインパクトのある言葉ですよね。

北川:そうですね。面接の一番はじめに言われた「インターンとか関係ないから」という言葉にもドキッとしました。インターンであろうと社員と同様の責任を持ってコミットするという意味です。その言葉を聞いたときは正直厳しいなと感じたし、一瞬怖気付きそうにもなりました。それでも、「ここまで任せてもらえる環境は他にない」と思って、飛び込む決断をしました。

── 裁量権のある仕事として、印象に残っているものを教えてください。

北川:インターンを始めて3ヶ月目で、自社メディアのInstagramの運用を任されたことです。「フォロワー1万人いこう」と言われ、Instagramの運用は初心者ながら、まずは1万人を目指すことに。何をしたらいいのかも分からない状態だったので、自分自身で情報収集をして、画像を作って、投稿して、反応率を見て……先が見えない不安の中、一人でコツコツと取り組みました。試行錯誤の結果、数ヶ月後には無事にフォロワー1万人を突破することができて。周りのみんなにも祝福してもらい、とても嬉しかったです。

新納:私は「SNSで1日100万円の売上をつくる」という目標を与えてもらいました。どうすればいいのか分からなかったので、とにかくリサーチしまくりましたね。結果的に目標を達成して、今は自分が手を動かす側ではなくディレクションする側になりました。ゼロから考えて目標を達成できたことは、FoRでの一番の成功体験ですね。

鎌田:僕の場合は、インターンを始めてから3ヶ月目で、新規メディアの立ち上げを任せてもらいました。代表から「新規メディアを立ち上げるから、やってみよう」と言われて、インターン生2名で立ち上げを担当しました。元々、新規事業を作りたいという思いでインターンを始めたのですが、まさか3ヶ月で任せてもらえるとは思っていなくて。メディアの立ち上げからグロースさせるまでを経験させてもらい、マーケティングスキルだけではなく、「細部までこだわる」「最後までやりきる」というマインド面も鍛えてもらいました。

── みなさん、手探りながらも挑戦し、最後までやりきる経験をしてきたのですね。サポート体制はあるのでしょうか?

鎌田:社員さんから逐一フィードバックをいただけますし、合宿を通してメディアの伸ばし方も勉強させてもらいました。「ベンチャーだからとりあえず任せる」というような放任ではなく、成長できるように見守りつつも、のびのびと事業に関する意思決定をさせてもらえる環境です。

優秀な仲間と「本気でやりきる」経験を積む

── インターンをして良かったと思うことは何ですか?

北川:自分の好きなものを見つけたり、興味のあるものを突き詰められたことです。大学生は、将来やりたいことを本格的に考え始める時期だと思います。でも、実際に手を動かしてみないと、本当に好きなことを見つけ出すのは難しいのではないかと考えます。私の場合、「自分は作ることが好きなんだ」と自己認知をしていたものの、あくまでそれは趣味の範囲内に過ぎませんでした。でも、FoRのインターンで、やりたいことや興味のあることに合わせて色々な業務に挑戦させてもらった結果、将来に繋がる自分の得意や好きを見つけ出すことができました。

新納:「本気でやりきった」と言いきれる経験ができたことです。最初は「SNSや動画に取り組んでみたい」という漠然とした思いしかありませんでしたが、仮説を立てながら手を動かし、試行錯誤を重ね、リアルに世の中に届ける経験をしました。

私は瞬発力があるタイプではありますが、実は、あまり物事が続かないことにコンプレックスを抱いていました。でも、FoRのインターンでは熱量を保ちながら、長期間にわたって本気で取り組むことができています。「自分にしかできない」と思えるような価値を出し、成功体験を積んだことで、自分に自信がつきました。

鎌田:良かったことは、前述の通り、事業の立ち上げとグロースまでのプロセスに携われたことです。そしてもう一つは、優秀な仲間と出会えたこと。

FoRのインターン生は本当に優秀で、みんなそれぞれ想いを持ってインターンに臨んでいます。例えば、週に40時間出社してフルコミットしているメンバーがいたりとか、医学部に通いながら起業の夢を追いかけているメンバーがいたりとか。優秀なメンバーと一緒にビジネスをやったり、将来について語り合ったりできる経験は、何者にも代え難いと感じています。

北川:他の学生と関わるのは、私にとってはインターンの機会だけです。それぞれ違う夢を持っていて刺激的ですし、一緒に働いていて楽しいと感じる仲間たちです。

── インターン生同士、ライバル関係になることもありますか?

新納:全然ライバル関係ではないですね。インターン生が成果をあげるとみんなで喜んでいます。

北川:新納さんの作った動画が私のInstagramで流れてくると、すごく嬉しくなりますね。業務の大変さを理解しているからこそ、みんなの成果を自分のことのように喜べるのかもしれません。

鎌田:それと、ユーザー起点でサービスを作ることにこだわりを持っているので、「自分のスキルを伸ばしたい」とか「周りから褒められたい」という方向に意識が向いている人がいないんですよね。「ユーザーのために」という目的のもと、お互いのいいところを学び、称賛しながら進化していく。自分の成果よりも会社の成果を大事にするカルチャーがあるのかな、と思います。

FoRのインターンが人生に好影響をもたらした

── 鎌田さんと新納さんは就職活動中とのこと。どのような道に進むことを考えられていますか?

新納:マーケティング職に就きたいと考えています。FoRのインターンを通して、自分が幸せだと感じるのは、「ユーザーが喜んでくれているとき」なのだと知りました。FoRはユーザー視点で考えることを最重要視しています。動画の再生数や投稿のいいね数などが伸びると、画面の先にいるユーザーを思い浮かべて、「喜んでもらえたのかな」と嬉しくなります。将来も、消費者にとってプラスになる製品やサービスを届けたいです。

鎌田:僕の将来の夢は、事業を起こせる人間になることです。目標を叶えるために、事業運営に携わったり、ビジネス戦闘力を身につけられたりする少数精鋭の環境に行きたいと考えています。FoRで実際に事業の立ち上げを経験したことで、自分の夢に対する想いが強くなりました。

── FoRのインターンが、将来の選択肢にも影響しているのですね。北川さんはもうすぐ社会人になりますが、インターン経験が生かせそうな場面はありますか?

北川:私は春からメーカーの化粧品部門でマーケティングのお仕事をする予定です。「化粧品」「マーケティング」というインターンとの共通点があるので、経験が生きてくる場面もあるかと思います。でもどちらかというと、実務面で得たものよりもマインド面で得たもののほうが、社会人生活ではより価値が発揮されるかもしれません。

私は元々、あまりに目標が高かったり、先が見えなかったりすることに、不安を抱きやすいタイプでした。でも、FoRのインターンを通して、「絶対に自分には無理」と思うことにも取り組んで、「できた」という経験を何度も得ることができました。今はできないけど、やってみたらできるかもしれない。諦めずにやり続けたら、いつかは達成できるはずだ。いつしか、そう思える自分になっていたんです。社会人生活のみならず、人生そのものに影響する、プラスの成長だったと思います。

── インターンを通して、マインド自体が大きく変化したんですね。最後になりますが、どんな学生にFoRのインターンは合うと思いますか?

鎌田:挑戦を楽しめて、自分から積極的に動ける人。学生に0から100まで教えるというカルチャーは特にないので、受け身にならず、積極的に動ける人には向いていると思います。逆に、スキルを獲得することが目的の人は、違う会社のほうがいいかもしれません。“スキル獲得”ではなく“事業作り”に本気で向き合いたい人にはぴったりです。

新納:何かを突き詰めたい人、熱中したい人。私も何かに熱中したいと思って入りましたが、熱が冷めることなくずっと続いているし、自分の変化を楽しめています。そして、いい意味で、無鉄砲な人にも合っていると思います。「自分には大きな挑戦だけれど、まずはやってみよう」と、軽やかに一歩を踏み出せる人はFoRにフィットするはずです。

北川:「インターンとか関係ないから」という言葉を、プレッシャーに感じてしまうのではなく、ポジティブに受け取れる人。責任は伴いますが、その先には「やりきった」という自信と、本気で挑戦したからこそ得られる楽しさが待っていると思います。

── ありがとうございました。3人の素敵な関係性が滲み出ていたインタビューでした!

早坂 みさと

執筆者早坂 みさと

公立大学卒業後、新卒で私立大学の事務職員として入職。学生支援にやりがいを見出しつつも、オーナーシップを発揮できる環境を求めて、スタートアップの人事/広報に転向。コンテンツ企画や執筆に適性を感じ、退職後はフリーランスとしてライターや採用広報として複数社で支援をおこなう。FoRの「全員が本気で事業に向き合う環境」に魅力を感じ、現在は広報PRチームとして、FoRの事業や人を社内外に発信する業務に従事。