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マーケティング未経験からプロフェッショナルへ。独自のオンボーディング制度と求められるマインドとは?

今回は、完全未経験からFoRに入社した河野さんと松本さんをお呼びして、座談会を開催しました。河野さんは現在、メディア統括リーダーを務め、松本さんは広告担当と広報・PRの責任者を兼任してしています。

未経験からプロフェッショナルへと成長したお二人に、FoR独自のオンボーディング制度、カルチャー、必要とされるマインドについて伺いました。

(右)河野 友香(かわの・ゆか)

同志社大学卒業後、新卒で金融業界に入社。退職後にアメリカで2年間過ごした後に、株式会社FoRへ入社。入社後、当時最短でメディア事業部の事業統括リーダーとなる。主力メディアのUUを1年で10倍、売上を2倍にした実績をもつ。

(左)松本 陽(まつもと・みなみ)

立教大学卒業後、お芝居や配信などの表現活動をおこなう。株式会社FoRに入社後は、ONEcosmeの運営を担当した後に、広告での集客に注力。手がけた記事の売上を3ヶ月で4倍に伸ばした。現在は会社の広報部も兼任。

マーケティングと無縁の業界からFoRに入社した理由

── FoRに入社する前はどんなことをされていたのでしょうか?

松本:舞台や配信といった人前で表現をする仕事をしていました。社会人として働くのはこの会社が初めてです。

河野:私の前職は金融業界でした。現在とは全く違ったカルチャーの会社にいて、マーケティングにも一切関わったことがありませんでした。

── これまでの環境とは全く違う環境に飛び込んだんですね。FoRに興味を持った背景を教えてください。

河野:元々はかなり慎重なタイプだったので、FoRに入社したことは私的には思いきった決断でした。「人生一度きりだから、豊かな人生を送りたい」という気持ちが決断を後押ししましたね。豊かな人生には、ワクワクする仕事であることと、将来にも役立つスキルが身につくことが必要だと思いました。元々化粧品が大好きだったので、最初はメーカーを受けていたのですが、化粧品を薦めるほうが好きだと気付いて美容系のメディアを志望しました。友人・家族に「薦めてくれたあの化粧品、すごく良かったよ!」と言われるのが、最高に嬉しかったからです。

FoRは、前職とは真逆の環境である点がいいなと思いました。前職は細部まで仕組みが整えられていた会社で、自分の働きで会社を大きくしている実感が持てなかったんです。当時は社員数4名の小さな組織でしたが、むしろその点に魅力を感じて飛び込みました。

松本:私はコンプレックスを感じることが多い人生を歩んできました。そのため、誰かのコンプレックスを解消したい、悩みを解決したい、という思いの強い人間です。FoRに興味を持ったのも、メディアを通して誰かのお悩みを解決できるのではないか、と思ったからでした。そして、平凡な毎日を送るのが耐えられない性格なので、挑戦の多い、刺激的な環境を追い求めました。その軸で考えたときに、「FoRしかない」と思いました。

── 河野さんは前職が金融とのことで、ギャップもあったのではないでしょうか?

河野:めちゃくちゃありました。元々は超マニュアル人間だったので、ベンチャー思考に切り替えるのが大変でした。前職は一つの決裁を得るために、上司から承認を受けて、そのまた上司の承認を受けて……という堅い環境だったので、頭の柔軟さが全くなかったんです。「変わったね」「ベンチャーっぽくなったね」と言われるようになったのは、1年が経ってからでしたね。

── 松本さんは会社員として初めて働いた会社とのこと。入社時に不安はなかったですか?

松本:すごくありました。未経験として新しい仕事を始めるだけでなく、20代後半で初の社会人だったので、「自分、本当に大丈夫か」と。ビジネスマナーとか、社会人としてのスキルとか、不安要素は色々とありました。でも、このチームで働いたら楽しそうだし、自分の人生のテーマを叶えられると思って、入社を決めた形です。

河野:松本さんが入社する前は女性1人だったので、入ってくれたときはすごく嬉しかったです(笑)。

スタートダッシュを切るためにはインプットが肝心

── 未経験から、どのように業務を覚えていったのでしょうか?

河野:IT業界自体未経験だったので、用語も全く分からなくて、最初はミーティングに出ても「何言っているんだろう?」という状態でした。とにかくインプットするしかないと思い、用語一覧をスマホの待ち受けにして覚えていました。

松本:待ち受けに!すごい……。

河野:あとは、入社して1ヶ月で30〜40冊くらい本を読みました。じっくり読み込むというよりは、まずは全体に目を通して、現在の仕事に必要な情報を繰り返し読むような感じでした。

そして、分からないことがあったら、チャットツールで過去のやり取りを見て、「こうやって返したらいいんだ」「こういう意味なんだ」と理解していきました。

松本:私も河野さんと同じで、チャットツールで情報を検索して過去のやり取りを調べました。今も、分からないことがあったら、まずはチャットツールで検索するという癖がついています。

私が入社したタイミングでは1週間のオンボーディング期間を設けてもらったので、ひたすら課題の動画を見ながら、分からない専門用語が出るたびに調べたり、本を読んだりしていました。

── 入社時にオンボーディング制度は設けられていますか?

河野:「マーケティングクエスト」といって、マーケティングで必要なスキルセットをどんどん身につけていく課題があります。例えば、「読書リストをすべて読破する」とか、「Photoshopのチュートリアルをやってみる」とか、実務に生かせる課題がいくつも用意されています。クエストの特徴としては、「自分を構成する10の要素をあげる」や「会社のミッション・ビジョン・バリューに対する自分の考え」といった、自己認知を深める課題もあることです。

オンボーディング制度を通して実務に紐づくスキルを身につけつつ、実際の業務も同時並行でスタートしていきます。

松本:初めての業務は不安も大きいと思いますが、人生に不安はつきものですし、逃げ腰にならずに行動してもらえたらと思います。頑張って乗り越えてもらいたいです。

「未経験」を言い訳にせず、新しい仕事にもトライする

── 入社後、どんな業務を任されるのでしょうか?

松本:マーケティングが中心ですが、担当領域は結構変わります。私は最初、広告の運用を中心に担当し、途中から広報も兼任することになりました。FoRにおいては、「この人はずっとこれだけやる」ということがないです。事業を伸ばすために、柔軟にポジションチェンジしたり、仕事の幅を広げていきます。

河野:私は最初、広告運用やコンテンツ企画からスタートし、SEO、サイトデザインディレクション、メディア全体のディレクションと、領域を広げていきました。得意なことややりたいことを加味した上で、挑戦の機会をもらいましたね。

松本:やることが定期的に変わるため、コンフォートゾーンを抜け出す機会にもなっていると感じます。自分のミッションが変わるたびに、「目標を達成できるのかな」と毎回不安になるんですよね。不安を抱えながらも、チャレンジしていくことが求められます。

河野:チャレンジした結果、たとえ失敗しても、本人が自分の頭で考えて行動したのであれば「ナイストライ!」と言い合えるカルチャーがあるよね。

── これまでに、大変だな、つらかったな、と感じたことはありましたか?

松本:気持ちがザワザワしたことはありました。私がずっと担当しているONEcosmeというメディアは、それこそ河野さんをはじめとして、目標達成していた人が多かったんです。しかも、結果を出していた時期がみんなすごく近かったんですよ。週次で振り返りをするたびに、「私、何もできていない」「今週私は何をしていたんだろう」と焦りを感じました。どうやって食らいついていけばいいのかなって。

河野:分かるなー。迷子になるよね。経験値がないから、このやり方が正しいのか、このまま頑張れば目標達成できるのか、肌感覚では分からないんですよね。「本当にいいのかな?」と迷いながら進んでいくしかない。

松本:しかも、FoRは未経験で入社している人が多いから、未経験であること自体が言い訳にはならないんですよね。そこが、気合いを入れないといけないところです。

河野:たしかに。

松本:ただ、葛藤はあるけれど、目指すべきものにちょっとずつ近づいている感覚もあって。できることが増えていって、成長を感じられるんですよね。それが楽しいです。

河野:成長を実感できるし、みんな結構褒めてくれるよね。私も「自分にはすごいところなんて一つもない」と思っていたのですが、みんなが「デザインやサイトの作りを考えるのが得意だよね」と言ってくれて。自分では認識していなかった得意なことに気付かせてくれて、「意外と自分もすごいんじゃない!?」と思えるようになりました(笑)。

本気で仕事に向き合う仲間の存在が、仕事をもっと楽しくさせる

── お二人から見て、FoRのメンバーの共通点はありますか?

河野:素直。言われたことをすぐに吸収する人が多い気がします。

松本:そうですね。

河野:受け入れ力が高いよね。「こうやって考えたほうがいいよ」というアドバイスを、「でも」と言わず、素直に「やってみます」と言える人ばかりだなと。

松本:あとは、「本気でやる」ところですかね。本気でやっている仲間たちと仕事をするからこんなに楽しいんだろうなと。「楽しさ」という旨みだけ味わうのは難しくて、楽しく仕事をしたいのであれば、自分も、周りも本気じゃないとダメなんだと思っています。

河野:「自由そう」という良い面だけ見て入ってくると、ギャップがあるかもしれません。自由の裏側には責任感があって、その責任をしっかり持てる人じゃないと、なかなか環境にも馴染めないかもしれないです。

例えば、ミーティングではただ喋るだけではなく、自分がどのようにバリューを出していくのか、この1時間でどれくらい価値を上げられるのか、と考えて発言する。こういった一つひとつの意識の積み重ねが大事なんじゃないかと思っています。

松本:社歴が浅くても、ガンガン意見を出していいし、むしろ出してほしいです。インターン生から、「それってユーザーにとって良くないんじゃないですか」と、鋭い意見が出ることもよくありますね。それはみんながコトに向かっているから。とにかく、サービスを伸ばすことに全集中しているんです。コトに向かうと、成長もできるし、組織に一体感も生まれると実感しています。

── せっかくの座談会の機会なので、普段から抱いているお互いの印象を教えていただけますか。

河野:正直に言うね(笑)。最初はキャピっとした女の子が入社したんだなと思ったんですよ。でも、意外なことにロックンロールマインドでした。行動力があって、物怖じしない。そして、いつも幸せそう。どんなときも笑顔で、一度も「怒っているな」「きつそうだな」という負の感情を感じたことがないんです。それって、結構すごいことだと思います。

松本:ありがとうございます。河野さんは、この会社を会社として成り立たせてくれている人だと思います。気遣いの達人で、みんなが過ごしやすい環境を作り上げてくれている。さまざまな経歴の人が集まるこの組織を取りまとめているのは河野さんです。そして、ギャルマインドを持ち合わせていて、親しみやすいのが素敵なところ(笑)。インターン生からも、「河野さんに憧れている」という声をよく聞きます。

河野:え、知らなかった。嬉しいです。

── それでは最後に、お二人のこれからの目標を教えてください。

河野:FoRでは年初に「今年の漢字」をそれぞれ決めるのですが、私は今年、「影響」という漢字を選びました。入社1年目は色々な知識を吸収したいと思ったので「吸収」、2年目は自分が持っているものを発散しようと思って「発散」、そして3年目である今年は、自分の動きで良い影響を与えられる人になりたいと思い、「影響」をテーマに掲げました。

昨年までは自己成長に目が向いていたので、今年は組織全体に目を向けて、影響力のある人間を目指したいと思っています。

松本:私は現在広報・PRに携わらせてもらっているので、この会社やサービスの名前を、もっと世の中に轟かせたいと思っています。私、この会社や仲間のことがすごく好きなんです。自分の好きな会社をもっと色々な人に知ってもらえるように、みんなが頑張って作り上げているメディアをもっと好きになってもらえるように、頑張っていけたらと思います。

早坂 みさと

執筆者早坂 みさと

公立大学卒業後、新卒で私立大学の事務職員として入職。学生支援にやりがいを見出しつつも、オーナーシップを発揮できる環境を求めて、スタートアップの人事/広報に転向。コンテンツ企画や執筆に適性を感じ、退職後はフリーランスとしてライターや採用広報として複数社で支援をおこなう。FoRの「全員が本気で事業に向き合う環境」に魅力を感じ、現在は広報PRチームとして、FoRの事業や人を社内外に発信する業務に従事。